エクスポネンシャルライフ

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DaiGo師匠の実名報道問題を弟子の立場からかんがえてみた

久しぶりの東京でのランチタイム中、たまたま開いた

Googleアプリに表示されたトップ記事には驚かされた。

 

”DaiGoが京アニ実名報道に激怒 

NHKには二度と出ません」”

 

オレが東京に来ている間、いったい世間で何が起きているんだ!?

 

その時にはある程度の内容は記事で把握したものの、話題となっている

元の動画をWiFi環境の問題もあって見る事は出来なかったので

当日の深夜、帰宅後に眠い目を擦りながら早速視聴してみた。

 

動画のタイトルのほうが

あおりが得意なネット記事よりよほど過激なものだったw

 


京アニ実名報道【人の死を金としか考えないマスコミ】の正体を解説【NHKも新聞もグル】

 

実はこのブログを再開した大きな理由は

以前記事にもさせていただいたニコニコ動画でのDaiGo”師匠”の

「心理分析してみた!」にYouTube経由で加入した事による

自分の内面から湧き上がる挑戦意欲が発端だった↓

tokyomesen.hatenablog.com

 

DaiGo師匠は、高等教育を享受出来なかった自分にとって

最先端の知識を分かりやすくかつ公平な立場で伝えてくれる存在であり、

またモチベーションを掻き立ててくれる数々のメソッドや思考法を

たった「月額540円」で公開してくれる、まさに人生の恩人のような存在だ。

 

今回の件をブログ化するのをトレンドに乗っかる輩だと感じる方も

いらっしゃると思うだろう。

 

それは違う。

 

師匠は常々

「この(ニコニコ)動画に加入してくれた人が自分の広めた知識を

実際に使って、自分のやりたい事をできる様になったり、

起業して成功してくれたり、もしかしたら感謝をしてもらえる日が

将来あれば本望だ」(記憶の限り)と言うニュアンスの事をおっしゃっている。

 

改めて、このブログで情報を発信している立場になり、

ブログ立ち上げのモチベーションを与えてくれた

師匠への感謝の証として

今回の件を(勝手に)弟子の一人として、

そして同時に、いつも師匠がニコ動の中で常に強調される

「客観性」を持った視点から考えてみた。

  

さて、ニコニコ動画の加入からそろそろ2年経過するが、

このような終始ガチギレモードの師匠は一度も見た事がない。

 

過去の動画でもシニカルな意見を連発する事は良くあるが、

必ず「それはおいといて・・・w」と冷静な口調にすぐ切り替わる人だし

「おかあさまの他界の事情やそれに対する思い」に関しても、

終始客観的な立場に立って話されていた。

(もちろん心中はそうでは無い事は視聴する側の暗黙の了解でもあった)

 

TVが無いので自分は見ていないのだが、

つい先日放映された24時間テレビで師匠が弟の松丸亮吾さんと出演した

「おかあさまと他界されるまでのいきさつ」

に関する番組で「泣いていなかった師匠」に対するツッコミが後日

あったらしいのだが、それに対しても終始冷静に答えてらっしゃった。

 だが、師匠の心の奥底では大きな波が渦巻いていたのだろう。

 

民放各社の報道や方針に関しては、民間の企業スポンサーからの

広告費やなんらかの資本により成立している一事業なので

放送免許うんぬんの論議や倫理的側面は抜きにしても

極端な言い方をすれば「スポンサーがOKならOK」と

言われれば「ああ、そうですか」としか答えられない。

 

仮に金を稼ぐ事が優先される放送だっとしても

それは受け手側の判断次第だろう。

なにせリモコンの電源スイッチを押すのは自分の指なのだから。

 

自分としてはネガティブな情報を視聴する事による

脳や心理的な悪影響を師匠のニコ動チャンネルで十分理解したが為に

TVという受像機を自宅から葬った。

 

だが、NHKは仮にも公共放送局と呼ばれる重要機関だ。

運営者側は非常に重要な責務を負っていると日々認識する必要がある。

もしそうでないと師匠が感じたのであれば、離脱するのではなく

 

「オレを呼ぶ気なら、今回の問題に関して番組内で

率直に意見を述べさせてもらうけど、その覚悟があるの?」

 

「然るべき番組に出させてもらって、今回の件をはっきり

させたいんだけどその意志はあるの?」

 

というような、公共放送への攻めのスタンスで維持していてほしい

と今回は感じた。

 

というのも、ニコ動の会員はよくご存知だと思うが、

師匠の相手を「論破」する能力は図抜けている。

いや、図抜けているなんてものじゃない。

 

恐らくモンスター級であろうと推測出来るからだ。

 

圧倒的な読書量や最新論文からの知識量は当然なのだが

そこに圧倒的なプレゼン能力が加わる。

マシンガントークとゆったりしたトーク

適切なリズムとタイミングで自由自在に操る。

 

そこにメンタリズムという

(師匠曰く、今では気恥ずかしいネーミングとの事だがw)

心理学的なアプローチがプラスされる。

 

まだ、これで終わりではない。

 

現在師匠は30台前半。

定期的な筋トレと瞑想、理想的な食生活により

精神面や男性機能を司るテストステロンも充実している事だろうから

望むなら存分に攻撃する意志を発揮できる状態だろう。

 

さらにニコ動からの定期的な収入により

経済的自由を完全に確立した状態だ。

 

おまけにネット社会での支持率は師匠が圧倒的だろうし

 こんな人を敵に回したいと思う人が果たして

日本にいるだろうかw

 

NHKに出ないどころか、むしろNHKの大代表者や有識者に呼びかけて

実名報道に関する是非を問う討論会」を開催していただきたいくらいだ。

 

 

NHKとはゆかりの深い英国BBCが、当時神を冒涜する内容として

西洋社会から大避難を浴びた映画「ライフオブブライアン」の出演者

ジョン・クリーズマイケル・ペイリン(共にモンティパイソン)と

英国国教会主教とキリスト教弁証家のディベートを生中継した動画。全編英語

 

コメディアンと言えど侮るなかれ。

ジョン・クリーズケンブリッジ大学卒の本物の弁護士!

マイケル・ペイリンはオックスフォード大学卒のコミュニケーションの達人だ。

当時の大物宗教関係者を相手に一歩も引かない論議を展開した貴重な動画。

 

NHK側とDaiGo師匠の健全なディベートが今回の一件で

可能ならぜひとも見てみたいものである。

 

 また師匠とNHKが切れてほしくない理由は

恐らくNHKには素晴らしい才能を持った若きクリエイターが多くいるはずだからだ。

 

自分の幼少期に持っていたお堅い放送局のNHKイメージはすでに払拭され、

尖った内容の番組が増え、若い力がどんどん発揮されているイメージがある。

 

30台と若い師匠が同じ世代の素晴らしい現場のクリエイターたちと

今回の件で断絶してしまうのは非常にもったいないと感じる。

 

今回の一件はNHKという巨大組織の運営方針の問題が主因で、

現場の若いクリエイターたちのビジョンとは切り離して考えて

みて欲しいとも感じたのだ。

 

NHKのある渋谷は、ここ直近ではあのGoogle本社の移転などで

IT関連会社の集積地になる雰囲気がある事や、駅前の再開発に伴って

街全体が一変しそうな予感がある今東京で最もダイナミックな変貌を遂げそうな

ワクワク感あふれるロケーションなのだ。

 

当然、NHKもその影響を受けるだろうと予想される。

公共放送が民放を差し置いて最もアグレッシブな変貌を遂げる

「可能性」があるのなら、ぜひ断絶するのは避けていただきたいと

考えた。

 

最後に・・・

 

その日の夜、既に辺りが暗くなった東京駅前の丸ビル前のベンチに

偶然出会ったチコちゃんがラグビーボールを持ちながら

ぽつんと一人さみしそうに座っていたのが印象的だった・・・

 

「・・・チコちゃん、今回の件どうおもいますか?」

「・・・早いとこ、ノーサイドにならないかしらね〜」