エクスポネンシャルライフ

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最近の吉本騒動について考えてみた

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TVを昨年処分してしまったので、時間の無駄な行為の最たるものと思われる

ニュースやバラエティ番組の視聴は一切しなくなっていた。

もちろん、朝の情報番組などはTVがある時でさえ見た事がない。

 

ネット環境においては以前はチェックしていたが、昨年のTV処分とともに

ニュース・ビジネスポータル系の情報サイトも一切見なくなった。

 

両者ともに自分にとっての有益な情報は本当に微々たるもの、

ほとんどはゴミに近い情報なのがやっと分かったからだ。

 

本当に長い間、TVではバラエティ番組視聴やスポーツ中継などに、

ネットではニュースメディアや情報サイト巡りに無駄な時間を

費やしてしまった・・・

最新の社会情勢やトレンドに触れれば、何か今後のステップアップに

必要な情報が得られるのではないかと考えていたのだが・・・

 

だがYoutubeで連日UPされるので、どうしても目にしてしまう

吉本興業と所属芸能人・闇営業・詐欺グループ」問題はちょっと違う。

 

明石家さんま師匠、ビートたけし御大、松本人志氏や加藤浩次氏などの

発言が連日UPされているのだが

 

今回の問題には久しぶりにダイナミズムを感じるのだ。

ja.wikipedia.org

今から約20年前に起こった出来事だが、(詳細は上記リンクに参照)

この時の主役たる加藤紘一氏が政権に真っ向勝負を挑んだものの

最後には欠席し、政権は存続。

当時も連日TV・新聞で連日報道されており、自分もある程度関心を持って

見ていたのだが最終的に「何もしない」判断をした加藤紘一氏に対し

あっけにとられた事を鮮明に記憶している。

 

「この人、残りの人生ずっとヘタレとして生きていくんだ・・・」

 

今起こっている吉本興業問題を全て把握しているわけではないが

今回も「加藤」が渦の中心近くにいる事は間違いないだろう。

 

歴史好きな自分としては、物事がダイナミックに動く時に

その時その場にいた”プレーヤー”がどう動くのかに大変関心がある。

 

例えば今回トップ画像は6人の有名戦国武将なのだが

そのうちの2名の死の直後の戦国武将の動きはまさにダイナミズムそのもの。

当時生きた武将達はそのインシデント後からの1日1日が

生死を分かつ選択の連続であったろうと思われる。

 

1573年 武田信玄の上洛途中での死(左下)

1582年 織田信長本能寺の変での死(左上)

 

ある者は日本の権力の頂点にたどり着き

ある者は河原で一族郎党と首をさらされる

 

その場その時にする自分の選択こそ

『決断』

と呼ばれる後戻りの出来ない貴重な体験なのだと思う。

 

おそらく今回の関係者の何人かは一か八かの『決断』をしたはずだ。

そしてその『決断』によって彼らの人生は大きく変わる・・・

 

今、名も出ずに静観している大物達もいる

浜田雅功氏、今田耕司氏、桂文枝氏・・・

彼らが何を求めるのか?

 

しばらくは吉本興業に関わる武将たちのダイナミズムを楽しませてもらおう!


歴史ミステリー 清洲会議 主導権の握り方