死ぬまで生きよ
年末の日本に日産自動車元会長 カルロス・ゴーン氏が保釈中の身でありながら、
ご両親の出身国であり本人も国籍を持つレバノンへ極秘に出国していたという報道が駆
け巡った。
自分はツイッターのトレンドでこのニュースを知ったのだが、最初にまず思ったのは
「自分がいるこの世界(ワールド)はつくづく行動する者に味方する世界なんだな」
とカルロス・ゴーン氏の取った行動に感嘆にも近い感情を持った。
話は変わって数日前、これもツイッターのトレンドに#戦国武将総選挙がトップになっ
ていたので調べてみると、地元である長野県東信地域の戦国武将「真田昌幸」が第18
位、「真田信繁(幸村)」に至っては豊臣秀吉・徳川家康といった天下人2人を抑え堂々の
第4位で、親子で戦国武将総選挙にランクインするという快挙を成し遂げていた。
早速ネットで動画を見てみたが、全ての武将のエピソードの中でも贔屓目なしに真田家家訓が心に響いた。
話はさらに飛ぶが、実は今回のブログ記事を持って今年6月から再挑戦したブログ更新
を停止する事とした。
当初の計画だとブログをまずは始めてみて色々と試行錯誤を繰り返し、ブログ記事
の内容をGoogleアナリティクスなどからのフィードバック分析からブラッシュアップし
ていこうと考えていた。
ブログ開始当初にはロペライオ・チャンネルの川久保さんや日本一のポルシェブロガー
のMinaさんに当サイトをご紹介いただくなどの効果で大幅なアクセス数の増加があり、
多くの方々の目に触れる機会が出来た。
しかし一度は当サイトに訪れていただいた方々もそのまま留まってはいただけなかっ
た。低品質な記事内容や需要に合わない記事のせいだろうか、開始6ヶ月ではてな読者
数0という数字が当サイトの現状を物語っている。
現在はアクセス数が日に0〜5程度しかなく、ブラッシュアップどころか根本的な部分での見直しが急務の状態だった。
ブログ開始に伴いツイッターも再開してみたが、そもそも自分が実生活での人間関係な
ど「拡散する」「拡げていく」ということが異常に不得意な人間であり、それにも増し
て将来的には数千・数万人の皆さんを惹きつけるだけの際立った「武器」を持たないこ
と、そして今後もサイト上や実生活でそのような「特別な武器」を持つのは今の所難し
いだろうという自分に正直な判断をした結果、ブログ停止を決断した。
また、テーマ探しに疲れ、ブログ執筆を楽しめなかった自分がいたのも事実だ。
ただし、今年ブログを再開するという行為は本当に些細なものだったが「小さいが確実な行動」ではあったろうと思う。
自分は現在、生活の糧を自分の体を物理的に動かす事による文字通り「肉体を動かす労
働」によって時給千数百円を積み上げて日々生活しているそう若くもない独身男性で、
いわゆる社会の下層に属する部類の人間だろうと思われる。
その不安定な状況を打破する為に、ブログという全く別のシステムを構築して、そこか
ら収益を生み出そうという判断自体は決して間違ってはいなかったと思う。
ただしそれが、効果的な行動だったか?と問われれば、そうだったとは決して言えない。
かたや善悪の垣根を超越し、カルロス・ゴーン氏は自らの資金力と頭脳・人脈など本人
の持つありとあらゆる能力を駆使し、まるでドラマか映画のストーリーを彷彿させるよ
うに日本脱出を成功させた。
存続窮地だった日産自動車を世界中の公道を縦横無尽に走れるまでにV字回復させたよ
うに
どんな状況に陥っても物事をなんらかの形で常に成立させ、しぶとく生き残る人間は確かに存在するのだ。
表裏比興の者と蔑まれた真田昌幸と今回のカルロス・ゴーン氏の今回の行動。
ちょうどブログ停止を決めたこのタイミングで、ほぼ同時に真田昌幸の言葉とカル
ロス・ゴーン氏のニュースに出会うのは正直精神的にこたえるものがあった。
どんな手段を使っても成果を出す男たちと出せない男。
自分の無能を全面的に認めざるを得ない。
と同時に、今後ありとあらゆる手段を用いてもなんとしても絶対に生き残って成功して
やろうというギラギラした気持ちと欲求・欲望はさらに高まった。
ふざけんな!バカ野郎どもに囲まれたまま、このままで人生終われるか!
今年このブログを再開するきっかけになった日本一のポルシェブロガーMinaさんの年末
最後のツイートはこうだ。
今年も一年有難うございました。まだまだ狂いが足りないけれども、来年も楽しく充実したブログ生活を送れますように。【2019年のポルシェブログを振り返る – MT車購入、youtubeデビューなど】https://t.co/XderFwkmpW
— Mina - ポルシェブロガー (@Mina_Panamera) December 30, 2019
「諸君、狂いたまえ」
ご家族も含め、公私ともに成功者と言える方の年末最後のツイートがこれだ。狂ってるw。そして凄い!
将来の自分がどうなるかは全くわからないが、少なくとも今年最後に自分らしい座右の銘と呼べる言葉を発見できた事とそのタイミングに感謝したい。
真田家 家訓
「死ぬまで生きよ」
いままでこのサイトを訪れていただいた皆さん、本当にありがとうございました。