エクスポネンシャルライフ

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才能と成功との関連性 ポーカーからヒントを得てみた

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生まれついての才能や生まれ育った環境が

その後の人生における成功に影響を及ぼすのか?

 

これはもう、間違いなく影響を及ぼすだろうし

皆さんこの点に関して異論はないと思う。

 

では、それが「どのくらい」の影響を及ぼすのか?

 

この問いに対して

著名な経済学者や数学者、心理学者や

実際の成功者、宗教家から評論家その他大勢が

さまざまな自説を披露し、その書籍が

現在もビジネス書棚に延々と並び続けられている。

 

自分はここ最近、その問いに対する

大きなヒントを与えてくれたキーワードを発見した。

 

ポーカーである。

 

まず参考までに以下のサイトを見ていただきたい。

ここでいうポーカーは

”テキサスホールデム”という名で世界的に

に広く知られているタイプだ。

 

映画が好きなら

007カジノロワイヤルのシーンを覚えていらしゃるだろう。


Last poker hand in Casino Royale (2006)

ざっくり説明すると

プレイヤーに最初に配られる2枚のカードと

場に1枚づつ出される計5枚のカードとの組み合わせで

最も強い手を持っている者が勝者となる。

 

ここで最初に配られる2枚のカードの

全てのパターンの勝率表が以下↓

最初に配られる最強ハンドは「AA」で

対戦相手が1人なら勝率はなんと85.3%にもなる。

 

だが対戦相手が9人になると31.1%まで

ガクッと落ちこむ

 

上記の勝率表は派手な数字が並ぶ

左端の縦列に目が行きがちだが、

右端の縦列をよく見ていただきたい。

 

31.1%のAA以外に特別強そうなハンドは

あるだろうか?

 

しかもこれは全て机上の数字であり

実際のテーブルでは

 

記憶力や知識量

対戦相手との駆け引き

心理的な安定度

そしてカード運

 

など様々な要素が絡んでくる。

 

人生がある意味ポーカーのような

不確実性に満ちたゲームだと仮定し、

 

自分の才能や環境を

一生変える事が出来ない

スターティングハンドだとしてみると

 

ある人は生まれつきAAの最強の

組み合わせを持ち、またある人は

72の最弱の組み合わせで生まれてくる。

 

だが、ほとんどの人は

その中間に位置する組み合わせだろう。

 

これはあくまでもトランプゲームで

さまざまなツッコミどころがあるかも

しれないが、それでももう一度

上の勝率表の右端を眺めてほしい。

 

それほど極端な勝率差があるだろうか?

加えて、相手がミスする可能性は?

場のカード次第で有利になるかも?

相手にブラフを仕掛けてみる?

顔色を伺うのは案外得意かも?

 

本当にダメなら一旦降りてもいい。

 

でも、なにか自分が

正しいプレイをし続ければ

いつか勝てそうな気がしてこないだろうか?

 

どこかの王室の王子さまか王女さまに

生まれ、素晴らしい教育を受け

これまた素晴らしい友人と素晴らしい

両親と素晴らしい・・・・

 

以外の、一般人のわたしたちには

やれる事がまだまだ残されているように

思うし、まだまだプレイする機会は

十分に残されているように思う。

 

ラグビー日本代表は2015年W杯南アフリカ戦に

続き、2019年W杯アイルランド戦でまたもや

ジャイアントキリングをやってのけた。

 

あきらめず正しいプレイを続けた結果だと思う。

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