【夏休みがない人たちに】夏のビーナスラインをはしってみた
梅雨が明け、夏の青空が日本列島を覆う日々がやってきた。
夏季休暇を利用しての、実家への帰省や海外旅行やドライブ旅行など
を心待ちにしている人もいるだろう。
だが、すべての人に夏休みが訪れるわけではない。
自らの過去の誤った選択や怠惰な性格、努力不足、幼い頃からの劣悪な環境、
理由は無数にあるが「夏季休暇」とは無縁の生活を続ける人たちもいる。
少しネガティブすぎるだろうか?
そうは思わないのだが。
なぜなら自分がそうなのだから。
夏休みが取れたのは社会人になってからは一度もない。
一般的な企業の長期休暇が始まる直前の平日の今日。
エアコンのない、うだるような暑さの部屋を飛び出して
日本でも有数の景観を誇るワインディングロード
ビーナスラインにドライブに出かける事にした。
いつもなら、この青空の下でこの素晴らしい道をドライブするのなら
停車などせず駆け抜けるのだが、今回はブログ写真撮影の為、
停車場所があればその都度降りて撮影をしていた。
ちょうど白樺湖を抜け、ビーナスラインに入ってから最初の展望駐車場で
撮影をしていたところ2台の高級輸入車が同時に入ってきた。
一台からは品の良い老夫婦、もう一台からは2〜3歳くらいのこどもを連れた
若夫婦が降りてきた。雰囲気からするとご家族のようだ。
妄想全開だが、病院経営者のご夫婦と後継の若夫婦みたいな感じだったw
1台のミニバンかワゴンに全員乗せて家族旅行というのが
一般的な行楽のイメージ(固定観念だw)だったので、
それぞれがスポーツモデルのセダンに乗ってドライブ旅行している
雰囲気がドラマみたいで妙にカッコよかった。
あの子供たちはこれからどういう環境で育つのだろうか?
本当に偶然なのだが、このブログ執筆中に
フリーアナウンサーの滝川クリステル(41)が7日、官邸を訪れ、
安倍晋三首相に結婚することを報告した。滝川は妊娠しているという”
というニュースが流れているのを知った。
父は元首相、将来の若きイケメン首相候補と
美貌と知性を兼ね備えたトリリンガル女性。
結婚を官邸の国家元首に報告するという。
これ以上絵になる結婚報道がここ最近あっただろうか?
彼が将来首相となれば、ファーストレディーにこれほど
ふさわしい女性もいない。これまたドラマのようだ。
そして、彼らの子供はこれからどういう環境で育つのだろうか?
美しい山々の中、ワインディングロードを駆け抜ける前に
この場所に立っていられる喜びと同時に、
公休という使用者から与えられた時間の虚しさも感じた。
いつかここから抜け出さなくてはならない事を
改めて決意させてくれた1日だった。
ある意味では非常に有意義な時間だったとも言える。
このブログ記事はさまざまな理由で
夏休みというものが存在しない人たちに向けて書いた。
それは数日後の自分に対してもだ。
この夏ビーナスラインをバイクで、クルマで走りたかった人の
将来のモチベーションになれば、こんなに嬉しいことはない