エクスポネンシャルライフ

青空と緑、ドライブとグルメ、別荘と小径

緑多き街、東京

先日、取引先の研修からの帰りの時間に

久しぶりの好天に恵まれた東京で散歩を満喫する事が出来た。

 

ブログにその時の事を書こうか迷っていたところ

タイミング良く、リクルート住まいカンパニーが企画する

 #住みたい街、住みたかった街

というはてなブログのお題キャンペーンが催されていたので今回それに

乗っかって書いてみることにした。

 

中学生の頃、たびたび親に部活の朝練に行くと嘘をつき

早朝から家を飛び出すとそのまま在来線経由の

特急列車に飛び乗って片道2時間半。

 

ひとりで東京に行っては、夕方には帰宅する行為を

幾度となく続けていた時期があった。

 

当時も今も男子中学生の東京観光の目的地といえば、

渋谷・原宿・新宿といったところ賑やかな街が定番だろう。

 

だが、自分は不思議とそういった賑やかな街には興味を示さず

当時の終着駅 上野駅に隣接する不忍の池のほとりのベンチに

ひとり3〜4時間ただぼーっと何もせず座って周りの景色を眺めていた。

 

当時は自分がそんな逃避行を繰り返していた明確な理由をいまいち

認識していなかった。

 

ただ、明確な理由がない旅こそがもっとも贅沢な時間の使い方なのだ

という事はその当時からなんとなく分かっていたような気がする。

 

でも、なぜ不忍池だったのか?

 

東京という街はもちろん計画的に設計された”都市”なのだが

そこには田舎街ではほとんど見られない

「緑が街の中に計画的にデザインされている」場所である

ということなのだ。

 

Google Mapで東京を俯瞰してみると緑は決して多くはない。

 

だが、街に調和した素晴らしい公園が数多く存在している。

上野恩賜公園などはその代表例だろう。

 

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(以上すべてフリー素材)

当時、高層マンションは無かったがそれでも当時の面影は今も残されている。

 

当時、自分は田舎の緑に慣れきってしまっていたようだ。

 

山々に囲まれた盆地生まれの少年は、山や緑の中に小さく埋もれた村落の光景に

飽き飽きしていたのかもしれない。

 

子供時代は上野動物園にやってきたカンカンとランランという

2頭のジャイアントパンダが社会現象を巻き起こしていた時期に当たっていた。

 

御多分に洩れず田舎の少年にもそのブームは聞き及び、都内の親戚訪問時にどうしても

上野動物園に行ってみたいと願い出て、ついにその日がやってきた。

 

ただその日は上野動物園は休園日でランランとカンカンの記念切手と

記念スタンプを郵便局で押してもらうだけに終わったのだが・・・。

 

それでも少年の目にその日散策した上野恩賜公園の街と調和した美しさは

はっきりと刻まれた。

 

その日以来、自分は最新の建築物と緑が調和した東京という街を愛し続けている。

 

 

先日、東京では湾岸で「第46回東京モーターショー」が開催されていた。

 

研修帰りに寄ろうと思ったのだが、いかんせんポルシェが今回出展を

取りやめたのが痛かった。

もし出展されていたら、今年日本に上陸した新型911で盛り上がっただろう。

ポルシェの出ていないモーターショーに行く気には到底なれなかった。

 

という事で、今回の東京散歩はオリジナルの

東京モーターショー in AOYAMA」と銘打った好天の青山通りに林立する

高級自動車メーカー巡りをしようと思い立った。 

 

東京メトロ 青山一丁目駅から表参道駅に向かって青山通りを南下して

歩いていくと世界的な高級車メーカーのギャラリーが目白押しだ。

 

本田技研工業本社を起点としてポルシェセンター青山を終点とする

(地図上ではアルファロメオ青山まで記してある)約1.5kmの道のり↓

神宮外苑のいちょう並木が間に入っているが、この道は東京屈指の美しさを誇る

広い直線道路で普段滅多にお目にかかれないスーパーカーのオーナーたちや

クルマたちを美しいいちょうの木とともに写真に収める人たちが大勢詰めかける

高級車の聖地のような場所でもある

休日にはこういう場所でのんびりしたいものだ

緑と調和したレクサス青山

表参道

東京に来ると、地元で日常的に目に入る緑とはまったく別物の緑がそこにある。

 

 

より緑を美しく際立たせる洗練された美しい街の姿が東京の最大の魅力だ。

 

冬になり、緑の葉がすっかり落ちたとしても美しいイルミネーションが

春の若葉が萌える時期まで街を彩ってくれる。

 

住みたい街はもちろん 緑多き街、東京。

 

 

 東京モーターショーin AOYAMA

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