クルマというモノへの価値観(終)
青山のディーラーで見たランボルギーニの凄まじい美しさ。
実際に間近で見ないとあの迫力と神々しさ、攻撃性は伝わらないと思う。
仮定の話として、このクルマを差し上げますので
毎日これで通勤してくださいと言われたら・・・
仮にそうなったとしても自分は周りの視線も気にしないし、
同僚からのやっかみも気にしないで平気でいられると思う。
だが自分の内面に違和感が残るのだ。
『このクルマのいるべき場所はここではないのでは?』と
自分のクルマは仕事で何事もなく荷物を運び終えた。
ふさわしい場所でふさわしい役目を果たしたといえる。
無事到着した時に感じた満足感はそういったものだった。
だが、
『スポーツカー』なのであり
スポーツカーの本当の居場所は
『サーキット』なのだと思う
自分は鈴鹿サーキットで数年前のポルシェパレードで
普段ストップアンドゴーを『させられている』
ポルシェというスポーツカーの真価を見た
ケイマンGT4の走り
自分は997時代のGT3のこのクリップを見てから
いつか「サーキット」を貸し切って、
ポルシェを存分に走らせてみたいと強く願うようになったのを
はっきり覚えている。
もう13年経ってしまったが・・・
2006 Porsche 997 GT3 promotional video
久しぶりに見たが、サーキットをただ淡々と走らせるだけw
余計な描写やスペック推しもいっさいなし。
これが逆にスポーツカーの純粋な走りをイメージさせてくれたのだ
先日のロングドライブは
忘れそうになっていた自分のクルマへの価値観を
改めてはっきりと認識する事ができた
自分が最も価値を置いているクルマとは
日常使いとはまったくかけ離れた使用用途の為に作られた
純粋な『スポーツカー』であり
『自分自身がスポーツカーでサーキットを走る事』
が究極の目標だった事を改めて思い出させてくれた
でも・・・
まず稼がなきゃね