エクスポネンシャルライフ

青空と緑、ドライブとグルメ、別荘と小径

成功することの残酷な一面を知る

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先日、職場での休憩時間中に

Twitterのタイムラインを眺めていると

ブログ作成の参考にさせていただいてた

日本でもトップクラスのブロガーさんや

若くして冷静沈着なツイートをされていて

好感を持っていた中学生ブロガーさん、

いずれもフォローしていた方々が

こんな内容のツイートを相次いでされていた。 

 

 

 

まさに一刀両断の冷酷なツイート。

 

 この時は詳しい状況が分からなかったので、

帰宅後にいろいろ調べてみると

girlschannel.net

元ネタ(上リンク)を報道したニュースサイトの影響や、

ホリエモン氏のツイートなどで一時「手取り14万」という

ワードがTwitterのトレンド1位になっている状態なのを知った。

 

自分がガールズちゃんねるの元記事を見て、

まず感じたのは

投稿者の女性?が自分の現在の境遇に対して

「共感してくれる人いる?」

という何気ない気持ちから行った投稿のように思えた。

 

だがネットでこの記事が拡散すると

上記のような

 

”雑魚”

”おまえ”

”面白いw”

 

といった

 

各所から上から目線を超えたさらに数段上の目線で

断罪されるかのようなツイートがされる

事態になってしまったようだ。

 

 

このブログでも以前からご紹介している

「メンタリストDaiGoの心理分析してみた!」でおなじみの

師匠DaiGoはニコニコ動画YouTubeやブログで

以下のような心理についてたびたび警鐘を鳴らしている。

師匠がブログ内で言及している内容を引用すると

 

生きていくのに他人の助けが必要かどうか

ということがこの能力(共感能力)に大きく関わってきているということです。


つまり、地位が高くなったりお金持ちになったり、

自分ですべての決定を下し

それにまわりがついてくるような

(特に、まわりにイエスマンしかいない)状態になると、

他人に共感する必要がなくなります

むしろ、必要になる能力は他人を牽引する能力や他人の感情に流されない

で残酷な決定も出来る能力です。

 

たまたま今回、自分が見た

上記の物言いでツイートされた方々は

日本でも有数の経済的な成功者、

その価値観に共鳴した純粋なフォロワーさんだ。

 

上昇志向も高く、世の動静に関するアンテナ感度も

高く、勉強熱心で特定のスキルに長けた方々だろう。

 

経済的にも成功されているのはもちろんの事

その発信力の高さから多くのフォロワーを持ち

ベストセラー作家として、また人気ブロガー

としての地位を完全に確立されている方達だ。

 

だが元ネタのトピ主さんがどのような環境にいて

どのようなスキルをお持ちか?、ご家族の存在は?

投稿時の精神状態はどうだったのか?

その上でどのような気持ちで

ガールズちゃんねるに投稿したのか

彼らには分かるはずもないだろう。

 

 

 

話は飛んでしまうが

数日前に町で見かけた光景↓

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たまたま寄ったドラッグストアに買い物に来ると

ちょうど同じタイミングでなんとパナメーラ

遭遇する機会に恵まれた。

 

自分の住む町でパナメーラを見かけるのは

非常に珍しいのと停車している状態wは初めてだったので

大変興奮して車内から記念に撮影したのだが・・・

 

一気に興ざめしてしまった。

 

よくよく近づいて見てみると

写真でパナメーラが停車している場所は

「思いやりスペース」という

近隣の老人ホームや介護施設から来る

介護車両や福祉車両がドラッグストアに

横付け出来るようかなり広めのスペースが

確保されている場所で、

 

写真のパナメーラ

その場所をまるまる2車両分のスペースの白線を

堂々とまたいで停車していた。

 

駐車場全体は相当広いにもかかわらずだ。

(実際の街中で見たパナメーラは確かにデカかった・・・)

 

車内から降りてきたのは、特に着飾る事もない

普通の初老の男性がひとりだけ。

雰囲気的には中小企業の経営者か

地元の大地主さんといった感じか。

 

この時、

「こんなんしてる人いますよ!」

と写真をツイートする事を考えたのだが

 

真っ先に頭に浮かんだのは

このブログをご自身のブログご紹介いただき、

またなによりパナメーラを心から愛されている

「ポルシェがわが家にやってきた」の事だった。

www.panamera-life.com

フォロワーの少ない自分のツイートが

拡散されるとは到底考えてはいなかったのだが

それでもその時、感情に任せて詳しい状況を省いた

ツイートをしたらブログ主のMinaさんの失望される

だろうと考えた為、取りやめた。

 

多少なりとも受け手側の事が頭によぎった

結果だった。

 

今回のツイートをしたお三方は受け手側の

”顔”が一瞬でも頭をよぎったのだろうか?

 

それとも彼らのようなインターネットや

SNSの仕組みを知り尽くしている方たちは、

こういう手法のマーケティングをされて

成功されてきたのだろうか?

 

今回さまざまな経緯から

気になるツイートや写真を見ていただいたのだが

 

先般の冷酷なツイートといい

一部高級車オーナーの傍若無人

行いといい、やはり

 

成功者が失う他者への共感力

 

の大きさをまざまざと見せつけられた。

 

 

前回の記事で

自分も共感能力が決して高い人間では

ない事を理解してはいるが、

少なくとも師匠DaiGoがニコ動でしきりにおっしゃっている

「バイアス」の存在を意識しながら

出来るだけフラットな考え方を保っていたいと

日々奮闘している。

daigoblog.jp

 とは言え、

意識してはいても、言葉や態度に出てしまう事は

現在も多々あり。それを言ったり、行ってしまった

後になって気づく事の方がまだまだ多い。

 

それでも、今回の件を反面教師として

 

「成功しようがしまいが、浮かれずに

フラットな視点だけは常に持ち続けていたい」

 

と考える。

 

人それぞれ、こと行動においては

得意な事と不得意な事は出てくるだろうが

ものの考え方がある方向に凝り固まってしまったり

視野が狭くなったりしてしまうと

今後の社会の微細な変化を見逃してしまい、

時代に取り残されてしまう事態になってしまう。

 

この世は公平ではない。

 

だからこそ社会の歪みや偏りをいち早く

認識出来るような考え方を身に付けて

そこを切り口にしたアイデアから

新たなチャンスを掴みたい。

 

(尚、今回上記のツイートをされた方たちの

フォローは即刻解除させていただいた)

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