エクスポネンシャルライフ

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成功と結婚の関連性を真剣にかんがえてみた

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今年の春頃、書店のビジネス新刊のコーナーに

気になる本が平積みで置いてあった↓

1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました

1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました

 

この本をパラパラとめくっているうちに

”どこかでこの本読んだ事があるぞ”

と気づいたので最終ページを見てみると

 

本書は2001年に日本経済新聞社より刊行された

『なぜ、この人たちは金持ちになったのか

 億万長者が教える成功の秘訣』

を大幅に加筆・改変したものです。

 

との記載があった。

 

装丁は綺麗になっており、読みやすくはなって

いたのだが原書を自宅の書棚に大切に保管してあった

ので購入するには至らなかった。

 

 

 『なぜ、この人たちは金持ちになったのか

 億万長者が教える成功の秘訣』

なぜ、この人たちは金持ちになったのか (日経ビジネス人文庫)

なぜ、この人たちは金持ちになったのか (日経ビジネス人文庫)

 

 

 この本を購入したのは文庫化されてからなのだが

それでも10年前ぐらい前にはなるだろうか。

 

当時からこの本の評価は非常に高く、

類書にみられるような大げさな「成功法則」や

成功者の自伝にありがちな誇張された『逸話」とは

一線を画した内容で、

 

大規模調査を通じて得られた

『本当に実在する億万長者の素顔』

を、その価値観や思考法、購入品にまで

わたって検証した画期的な書籍だった。

 

この本が最初の発行から18年経過している

にも関わらず、装丁を変え続けながら

現在まで発行されると言う事は

ネット社会となった現代にも十分通じる

普遍的な何かがこの書籍には書かれているのだろう。

 

写真をご覧の通り、当時の自分はこの本に

赤線を引き、さらに付箋を貼りまくっており

相当熟読していた様子が垣間見える。

 

だが今日現在、当時と収入レベルはまったく

変わっていない。

 

だが、これはある意味でこの本の中で

予言されていた事なのかもしれない。

 

実は当時、この本を読み込んでいくうちに

愕然とした事実を突きつけられていた。

 

本の冒頭部に

 

数字で見る億万長者の特徴

[家族構成]

♦︎私は54歳の男性です。妻と結婚して28年になります。

私たちの4人に1人は同一配偶者と38年以上連れ添っています。

♦︎子供の数は平均すると3人です

♦︎私たちの92%は結婚しています。

そしてそのうちの95%に子供がいます。

♦︎1度も結婚していない人は、わずか2%。

約3%がパートナーに先立たれています

 

日本とアメリカの社会事情の違いはあれど

億万長者の実に92%が結婚して家庭を持っており

独身かつ一度も結婚していない人は

たったの2%しかいないという調査結果だった。

 

現在はインターネットが普及し、当時では

想像し得ないビジネスに単独で成功を収めた人たちが

かなり増えていると考えられるので、独身の比率も

飛躍的に伸びていると思われるのだが、それでも

既婚者比率の方がまだまだ大多数なのでは

ないだろうか。

 

当時も、そして現在も独身である自分にとって

仮に付箋でチェックした億万長者の条件を

全てクリアしたとしても、結婚という

さまざまな要素が絡みあう巨大な壁は

越える事が出来ていない。

 

本書には

金持ちになるための配偶者の選び方

というかなり具体的な章が存在しているのだが、

この章に関してはあまりにも不確定な要素が

あり過ぎるように思えて(人間関係が不得意な

自分にとっては)他の章ほど付箋は貼っていなかったw

 

つまり今日現在まで、結婚という「形態」が

成功には非常に重要な要素だということは

本書や現代の成功者の事例などから重々認識

はしていたが、

「どういう理由で結婚というものが成功する条件に

92%の偏りを生む要素となりうるのか」

に関する具体的な答えを見いだす事が出来ていなかった。

 

だが先日、当ブログが全方位においてリスペクトする

日本一のブログ「ポルシェがわが家にやってきた」において

結婚が及ぼす成功への寄与についての重大なヒントを

得たように感じたので、ご紹介したいと思う↓

 

www.panamera-life.com

もしこのブログにたどり着いた方の中に

「独身で」かつ「成長を続ける意欲が十分あり」

かつ「大きな経済的な成功を収めたい」と

考えられる方がいらっしゃれば、自分の

考えとご自身のとを比較されて今後の

行動の参考情報にしていただきたい。

 

さて、このブログ主であるMinaさん自体が当時の

日本としては珍しい女性起業家である事が

きっかけで始まった、ご主人との出会いと

ご結婚・結婚生活における「起業家視線」の

赤裸々な告白はそれだけで超一級のビジネス

書に匹敵する内容なのだが、文面からは

 

常に上を目指すご主人を

心の底から尊敬している

 

ことがひしひしと伝わってくる。

 

自分の知人女性に、ご自身は兵庫県出身で

長野県出身のご主人と関西の一流ホテルでの

お仕事を通じて出会いご結婚された方がいる。

 

お二人が出会われた頃、ご主人は普通のホテルマ

だったのだがご結婚後はといえば・・・

 

超一流ホテルの支配人(長野県)→

超名門ゴルフ場の支配人(長野県)→

超名門ゴルフ場の支配人(滋賀県)

 

という経歴を持つまでになられた。

 

この知人の奥様に聞いてみたことがある。

「結婚を決めたのはなにがきっかけだったんですか?」

 

知人のSさん

「そうねえ・・本当に私生活とかは何考えてんのこの人w

とか思う時もあったけど、こと仕事に関して「だけ」wは

本当に頑張る人だった。あの人の頑張りには

本当にただただ「尊敬」するしかなかった。

私が出来る事はあの人の仕事の邪魔をどんな時でも

絶対にしないようにすることだって常に心掛けてたかなあ・・・

で、それを私はやりきったとは思うけどねw」

 

このSさんは数ヶ月おきにランチにお誘いして

ご主人の他の成功要因や日常生活での考え方を

根掘り葉掘り聞ける貴重な方wなのだが、

 

MinaさんとSさんに共通する考え方として

  • ご主人を心底尊敬されている
  • そのご主人の邪魔をしない事を心掛けている

事になるのではないかと思う。

 

では問題のご主人側の考えだが、これには証言がないので

男としての自分が勝手に想像してみるが

 

妻の無言の信頼こそ、

言葉のない最強の応援歌

 

なのかなと思う。

 

サンプル数たった2人の共通点だが

それでも理想の夫婦関係を想像するに

は事足りると思う。

 

「どういう理由で結婚というものが成功する条件に

92%の偏りを生む要素となりうるのか」

 

の答えに関するヒントは、

この問いを言い換えると

 

信頼を受け続けると人は

どう変わるのか?

 

という新たな問いになるだろう。

 

もっとも身近な「他人」である

夫と妻の信頼関係に加えて

お互いの成長意欲が加味されれば

どれほどの上昇カーブを描いて

成功や幸福感が加速されるだろうか?

 

今回、「ポルシェがわが家にやってきた」

の記事からいままで自分が放置してきた

分野の重要性を再認識出来た。

 

自分にとって結婚は非常に難易度の高い

競技なので、勝つ見込みは薄い。だが

 

何か別の方法で人から信頼を得られるような

行為、例えば無償のボランティアであったり

他者には分からずとも自己を心底信頼できる

ような行動を続ける事には夫婦関係には

及ばないにしろ、やる価値はあるかもしれない。

 

まずは何か試してみる事にしよう。

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